愛情/love

もう思い出の上書きはない人生

独りぼっち

ここ10年の思い出は?

特にありません

スッカスカの人生を送っている著者、天鼠(てんそ)です。

 

思い出は積み重ねられるのも?

ちょっと違うと思う

どんどん上書きしていくもの

過去の記憶は不自然で

歪な形になっていく

良くも悪くもないものを

良かったの悪かったの言っている

それは自分にはわからないもんで

 

トピックスのない毎日

私は過去に置いてけぼり

みんなどんどん上書きする

新陳代謝して新しくなる

独りの私は多くを過去がしめている

刻々といびつな形に変わってく過去

健康によろしくない

置いてけぼり

待ってても…もう誰も迎えにはこない

私が切望したトピックスのない世界、

独りの世界は

とても残酷だよ

10年たって気が付いた

 

大切な人と一緒にいるときに、きっと思い出は上書きされるんだ

独りではなにしても残らない

酒に溺れているから?

自分を作った人間とさえうまく付き合えないなんて

 

その大きな最初のハードルに挑む勇気はもうない

 

それでいいわけない