こんにちは。
資産運用額2200万円の著者、天鼠(てんそ)です。
株価が低迷するなか、プラスリターンで今年を終えることができました。
2022年は、ハイテク株を中心に株価が大きく下落した1年でした。多くの人が資産を減らした年だったと思います。
そんな中…スズメの涙ほどですがプラスリターンで終われたわけを説明しますね。
Contents
2022年トータルリターン
2020年から2022年のトータルリターンです。
2022年トータルリターン +0.24%
ほんのわずかですがプラスです。
大きなリターンを狙うのではなく、リスクを管理して堅実にコツコツ負けない投資をするのが私のスタイルです。
全世界株式は年初来『-5%』
私のポートフォリオの6割を占めるのが全世界株式です。
その全世界株式が年初来『-5%』なんです。
それでもプラスリターンで乗り切れたんです。
その理由は…
プラスリターンで乗り切れたわけ
『iDeCo』や『つみたてNISA』などの非課税口座は、愚直に毎月定額を積み立てるだけです。
これから説明するのは、上記以外の特定口座での話です。
全世界株式を利確しリスクを下げた
さようなら全世界株式…とは言っても2割ほど利確しただけです。
投資にはこういった絶妙なバランス感覚が大切なんですよ。
利確してリスクの高い株式の比率を下げると同時に、リスクの低い現金の比率を上げたんです。リスクをコントロールしています。
先進国債券は円安で耐えた
2022年は債券市場も大きく下落した年でした。
それでも保有している『先進国債券インデックスファンド』は円安で相殺されて難を逃れました。
期待通りクッションの欲割を果たしてくれた?のです。
ゴールドとコモディティが稼ぎ頭
2022年はゴールドやコモディティ価格が高騰した年でした。
2022年後半は失速しましたが、春ごろから少しずつ利確していたのである程度の利益を確保することができました。
ゴールドを含むコモディティすべてを利確したので、現在は保有はしていません。
ゴールドとコモディティ価格に連動するファンドが、稼ぎ頭になった年でした。
ベトナム株損切り
コイツが一番暴落しました。年初来『-26%』です。
フロンティア市場の恐ろしさを知った年でもありました。
資産に占める割合は5%程度だったので、大きな痛手にはなりませんでした。
しかしずっとマイナスの評価額を見せられるのは嫌だし、損益通算の観点から一旦損切りしています。
2023年になったらまた5%程度のポジションをとります。
そういえば短期投機したの忘れてた
そういえば…夏場にFXとCFDで短期投機をしたのを忘れていました。
大きく円安に振れていたので、FXで円を売りました。
米国は利上げ局面だったので、CFDでハイテク株を多く含むナスダックを売りました。
利益は20万ぐらいだったかな…
そう思っていましたが、中期投資のリターンを上回ったのでヨシとします。
まとめ
投資は『負けないこと』が大切です。
株式市場が好調なときには、ほっておいても資産が増えます。
株式市場が不調なときに己のバランス感覚、投資マインドが試されるときなのかもしれません。
しかしどうしても期待リターンの高い商品に目がいってしまうものですね。
人間の欲とは恐ろしいものです。知識と経験で武装して、意識してコントロールしなければ底なし沼です。満たされることがありません。
投資を通して欲を制御する力を養えたら…一石二鳥ですね。
投資は資産も自制心も育てることができるんです。
(終)
レバナスの民さんさようなら
おまけです。
レバナスの民とは、米国のハイテク株ブームに踊らされた可哀想なマリオネットちゃんたちのことです。
アップル、アマゾン、グーグル、マイクロソフトなどのハイテク株が、今後も今までと同じように成長していくと勘違いしています。
ハイテク株のなどの新興企業が占める割合が高い『ナスダック』に『レバレッジ』をかけた商品を買っている、バランス感覚を持たない群衆なのです。
株価が低迷した2022年。多くのレバナスの民さん達が投資の世界から退場していきました。
レバナスなどの投資の流行なんて追うもんじゃない。自分の頭で物事を理解し判断できない人のやることです。
流行している時点で誰もが知っているのです。頭の弱い方々は、そういった人気化しバブルの絶頂を迎えようとしている商品を買い向かいます。
そして暴落に巻き込まれて「投資は危ない」といって去っていきます。
「投資は危ない」ではなく、「投資のことを何もしらないのに知ったつもりになっている馬鹿は危ない」なんです。
頭の弱い方々は、株式市場でいいカモにされ続けるのです。
レバナスの民さんさようなら。次のバブル絶頂期にまた会いましょう(笑)