健康/health

【不可避】飲酒欲求からは逃れられない

 こんにちは。幸福の天鼠(てんそ)ブログの著者、天鼠です。

アルコールを飲むこと

 に理由はありません。食欲があるのと同じ要領で、飲酒欲があります。欲を満たそうと行動を起こすのは、ごく当たり前の事です。

 母に飲酒がバレてしまうと「何か嫌な事があった?」と聞かれます。嫌な事などありません。純粋な欲求として飲酒を繰り返しています。それが普通の人には理解しにくいみたいです。

 私の飲酒欲求を否定する事は、私の存在を否定する事に等しいです。お酒の無い生活をどんなに晴れやかに語っても、そこには偽りと強がりが含まれます。

 欲求が満たされないと、心はさらにアルコールを求め続けます。生きている以上それがやむ事はありません。どんな時でもお構いなしに飲酒欲求は現れます。

気を付けていること

 があります。飲酒欲求を増幅させない方法です。

  1. 汗をかかない
     汗をかくと飲酒欲求が増します。温暖な季節は9割方飲んでいます。汗をかく様な運動は避けています。
  2. 疲れを溜めない
     クタクタになると飲酒欲求が増します。「飲まなきゃやってらんねぇ~」の合言葉と共に飲酒がスタートします。仕事で疲れないのは無理です。休日はルーティーンをこなします。いつもと違う事をすると疲れるからです。
  3. 人に会わない
     人と会うと飲酒欲求が増します。酒無しでの人との付き合い方を、未だに習得していません。飲酒を関連付ける人と一緒にいると、さらに飲酒欲求が増します。飲めないと何を話したらいいか分からず、その場に馴染めず惨めな気持ちになります。
  4. 会社の行事に参加しない
     忘年会、運動会、旅行など不愉快なほど行事があります。アルコール依存症で入院して、会社を休んだ過去があります。それにも関わらず、アルコール依存症への理解は全くありません。「COVID-19」は私の味方です。

辛かったこと

 は「100TB」のメモリーでも収まらないぐらいあります。

  1. 楽しくお酒を飲んでいた「友人」と会うのが一番辛い
     あの頃の様に、馬鹿な事を言って心から笑って過ごせる時が、私だけにはもう来ないのが淋しいです。お酒を飲めない事が一番辛い場面です。アルコール依存症になって失ったモノ、大切なモノでした(涙)
  2. 忘年会の後に家路につくのは地獄
     2次会へ向かう「楽しげな」輪の中から外れて1人ぼっち…その集団を横目に車を走らせ家路につく…間も無く涙が溢れて止まらなくなる…人恋しくて夜の「TSUTAYA」へ避難するも…どこに行っても孤独な自分と二人きり…(完)
  3. アルコール依存症は理解されない
     家族にも友人にも職場の人にも誰にも理解されない。もう理解される事を期待なんかしない。必ず裏切られるから。平気で人格を否定される。「お前がだらしない性格だから酒がやめれらないんだ」と暗に宣告してくる奴らが大勢いる。

もし自分が逆の立場だったら

 アルコールに限らず薬物依存の人間とは関わりません。もし子供がいたら、絶対に薬物依存の人間とは関わらない様に言い聞かせます。

 それはその人がどんなに優しくても、どんなに誠実でも、どんな立派な志を持っていてもです。人格なんて関係ないんです。薬物を摂取したら人格が変わります。必ず一緒に地獄行きです。

 アル中の私が言っているのだからそうなんです。私が人間関係を敬遠している理由の1つです。誰かと一緒に居たくても、それを叶えられません。好きになればなる程、手が届かなくなります。穏やかな生活を送っている人達の、邪魔はしたく無いのです。

なぜアルコール依存について

 久しぶりに投稿したか。今、飲酒欲求に負けそうだからです。

 最後まで読んでくれて、ありがとうございます。