健康/health

アルコール依存で、7年ぶりに精神科を受診しました

 こんにちは。幸福の天鼠(てんそ)ブログの著者、天鼠です。

前向きな気持ちで精神科へ

 受診した病院は、20代の頃からお世話になっている精神科です。境界性パーソナリティ障害と診断されたのも、この病院でした。

 飲酒欲求にとらわれて、とてもしんどい毎日です。アルコールへの依存に、1人で悩んでいても仕方がないと、前向きな気持ちで精神科へ足を運びました。今までの経験から、精神科の受診にあまり抵抗はありません。我ながら、絶好のタイミングで受診したと思います。

精神科の受診に、タイミングなどないっ!

先生とのやりとり

 アルコール担当の先生は、小柄で率直、何か温かさのあるオバさんです。親しみやすく話しやすいので、私は好きです。7年ぶりに再会した印象は、「先生年取ったなぁ~」でした。前より小さくなった気がします。マスクをしているので、見えるのは顔の上半分だけですが。

先生はこんな感じのオバさん

 先生の質問に答えていきました。ダイジャストで7年間の状況を報告したような、そんなやり取りでした。先生は、アルコール依存症者にしては健全そうな私の受け答えに、前向きにな言葉をかけてくれました。

 7年ぶりの診察が終わり、2か月後に予約をして病院を後にしました。先生と話ができて本当によかったです。不安や焦りが和らいで、また新たな気持ちで生活できます。診察に来た時よりも、世界がほんのり明るくなったように感じました。

レグテクトを処方

 先生に頼んで、アルコール依存症の治療薬「レグテクト」を処方してもらいました。なんでもいいから試したい、すがりたい気持ちです。飲酒欲求を抑える効果があります。

 毎食後2錠を服用します。2か月分で6,000円弱です。飲んだくれて浪費することを考えれば、安いものです。

 副作用で下痢になりました。アルコールを飲んでいる時はずっと下痢なので、ぜんぜん気になりません。

病気だから医者に相談するべき

 アルコール依存症は「病気」です。アルコール依存症者は、ちゃらんぽらんな性格の人間ではないのです。患者の多くは、生真面目で頑張り屋な性格の持ち主なのです。

 病気なのだから、専門家である医師のもとを訪れて相談しましょう。アルコールの問題を抱えている方、その家族の方、勇気を出して精神科へ行きましょう。

 アルコール依存症は、「否認の病」と言われています。患者本人は、自分がアルコール依存症であることを認められないのです。それが治療を難しくしている、ひとつの要因でもあります。私は自分がアル中だと自覚している、珍しいアル中なんです。

 また機会があれば、治療の経過を投稿しますね。

やめられないとまらないぃ~♪