こんにちは。幸福の天鼠(てんそ)ブログの著者、天鼠です。
2か月に1回、精神科に通っています。主治医のカツ子が減酒薬「セリンクロ」を処方してくれましたが…一服もられました。減酒なんて夢です。
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新薬「セリンクロ」とは
アルコール依存症の治療はいままで「断酒」すなわち酒を断つことを目的にしていました。このセリンクロは「減酒」を目的とした薬です。
お酒を飲み始める前にセリンクロを服用すると、早めに飲酒を切り上げられると言われました。
セリンクロの効果は
いざ、セリンクロを飲んで飲酒開始。医師から認められた飲酒は、久しぶりかもしれません。
夕食前にキリンラガー350mlをぐびぐび。夕食後にトリスハイボール350mlをぐびぐびしていると異変が…。「まわるぅ~♪まわるぅ~よ♪景色がまわるぅ~♪」飲酒を早く切り上げられるどころか、座っていられないぐらい目が回り始める…
耐えられずベットに倒れ込むアタシ。次の日の夕方まで、気分が悪くてダウンしていました。アルコールの耐性をすべて無効化された感じです。
その後、アルコールを飲むのが怖くなって、2日間休肝日を設けることができました。
アルコール依存症薬は怖い
アルコール依存症薬には「ノックビン」や「シアナマイド」があります。どちらも飲酒後の不快な反応を利用して、断酒に導く薬です。しかしノックビンを飲んで飲酒しても、なんともありませんでした。これ、ただの白い粉なんじゃね?と思っています。
抗酒薬「レグテクト」には期待できません。私は下痢をこじらせただけでした。高価な割に効果なし。
アルコール依存症の治療はできない
コロナ禍で、アルコールに依存する人が増えているそうです。それでも、アルコール依存症の治療は確立されていません。希望は自助グループに参加することぐらいだと思います。
私は自助グループに参加しない
「断酒優先」とアル中達がわめいている光景を見たくありません。私は断酒を優先したために、「糖尿病」になったんです。断酒会では、老人たちが食べ物をどんどんすすめてきます。空腹は飲酒欲求を高めるので、そういった習慣があるのです。
お陰様でお酒に続き、食事も制限されることになりました。この二つが無くなるだけで、人生の楽しみなんて9割無くなります。
酒と食が楽しめない世界
友人との付き合いは無くなり、会社の忘年会は地獄になりました。会社の歓迎会で焼肉に行くと、野菜ばかたべていることにケチを付けてくるアホもいます。「今日ぐらいいいじゃない」と言ってくる人間が多すぎて、殺したくなります。取り皿に肉をやたら入れてくるヤツを、本気で呪ってやろうと思ったこともあります。
人とお酒を一緒に飲む楽しさや、同じものを食べて共感する機会が奪われました。
断酒優先ではなく自分優先
自分優先で生きられなければ、何を言ってもすべてたわごとです。
結局、何が言いたいの
セリンクロを服用する時は、いつでも潰れられる状況でやりましょう。
ごめんやでぇ~ byカツ子