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今年の春から夏にかけて10キロ太った
私にとって春は「飲んだくれる前のウォーミングアップ期間」です。過酷な夏に備えて慣らし運転をします。徐々に酒量が増えていきます。
私にとって夏は「飲んだくれシーズン」です。酒を飲みたい衝動を抑えられず、暴飲暴食の夏が恒例となっています。休日は朝から酒をくらって泥酔します。
アルコールが入ると食欲が増します。深夜でもお構いなしに、コンビニ弁当やカップ麺をむさぼる毎日。
そんな過酷な食生活を乗り越え、10キロのデブエットに成功しました。
糖尿病の病状が悪化
何を隠そう私は糖尿病を患っております。2か月に1回の血液検査で、明らかに病状が悪化していました。太ると足の裏の感覚が鈍くなってジンジンします。
そんなとき、私の脳裏には「インシュリン注射」という恐ろしいワードが浮かびます。ちなみに糖尿病の治療は「ジャヌビア」という薬を飲んでいるだけです。
インシュリン注射から逃れたい
インシュリン注射が怖い
糖尿病になって2週間入院したときには、インシュリン注射を打っていました。正確には看護師さんに打ってもらっていました。ダミーの腹で打つ練習をしましたが、頑として自分で自分の腹には打ちませんでした。
その頃の私は鬱(うつ)と躁(そう)状態があり、とても自分でインシュリンを打つ気にはなれませんでした。
自分で注射ができるようになると、酒に酔って大量にインシュリンを打ってしまいそうだったからです。大量にインシュリンを注射すると低血糖になり、命にかかわる危険な状態になる可能性があります。手軽に自分を壊すアイテムを手に入れることに、恐怖を感じていました。
救世主スーグラ
可愛い20代の主治医は私の気持ちを理解してくれ、当時出たばかりの新薬を処方してくれました。それが救世主「スーグラ」です。
退院から数年後、ときどき低血糖症状がでるのでスーグラの服用を中止していました。それが体重増に拍車をかける結果になったようです。インシュリン注射から逃れるために、医師に再びスーグラを処方してもらいました。
新薬「スーグラ」とは
◆薬の作用と効果
腎臓で糖を再吸収するSGLT2を阻害することで、過剰な糖を尿と一緒に排出させて血糖値を下げます。通常、1型糖尿病および2型糖尿病の治療に用いられます。
◆薬の副作用
主な副作用として、頻尿、多尿、便秘、口渇、体重減少、膀胱炎、陰部そう痒症(かゆみ)などが報告されています。
※写真はスーグラとジャヌビアを合体させた、その名も「スージャヌ」です。
尿と一緒に糖も出してくれる薬で、私が自覚する副作用は頻尿と多尿です。朝食後にスーグラを服用した後は、トイレラッシュに見舞われます。体から水分を奪われるので、薬剤師さんからはしっかり水分補給をするよう指導されています。
1日にトータル10回はトイレに通う毎日です。度々トイレに行く言い訳はこうです。
体重が増えにくく減りやすい状態になるので、小太りの若い娘は喉から手が出るほど欲しがるでしょう。
1か月半で体重6キロ減
断酒してスーグラを飲み始めてから、1か月半が過ぎました。体重は76kg~70kgに激減して体が軽く感じられます。筋トレやストレッチをするのが楽しくなり、その相乗効果が期待できそうです。
着れなくなっていたジーンズが再び着れるようになりました。もうスウェットでウロウロしなくて済みます。
年明けの血液検査では、きっと良い結果がでると思います。痩せる薬スーグラを服用して、まさにドーピングで痩せた話でした(笑)
価格:3,888円 |