最近、低コストで優良なインデックスファンドが多数登場しています。新NISAが2024年からはじまるので、それに向けてでしょうか。
それに対抗して、一部既存のファンドはコストを下げてきています。
日本人の金融リテラシーが向上して、優良なインデックスファンドが資産を増やしているのでしょう。日本の投資環境が良くなるのは大歓迎です。
金価格に連動する低コストのファンドがSBIから出たので、そちらに乗り換えます。
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)愛称:サクっと純金(為替ヘッジなし)
このファンドに乗り換えました。
投資信託の商品名は長すぎます。それを補うためなのか、キャッチーな愛称を付け加えています。完全に逆効果。取り返しのつかない長さになっています。万里の長城並みです。
ブラックロックが運用を行う「iシェアーズ・フィジカル・ゴールド ETC」を実質的な主要投資対象としています。
ブラックロックは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市に本社を置く、世界最大の資産運用会社です。
以前のファンドの信託報酬は「0.525%~0.675%程度」でした。今回乗り換えたファンドは「0.1838%」です。ゴールファンドの中では格安です。信託報酬は、保有している限りずっと払い続ける手数料です。10年、20年と保有すればするほど資産を削られます。だから長期で投資するなら、信託報酬の低いファンドが必須ですね。
以前のファンドだと、コストが高いので長期保有するのに抵抗がありました。なんとかトレンドに乗って売買できたらな…そんな気持ちになります。
しかし今回乗り換えたことで、何も考えずに保有し続けるという方針に変更することができました。頻繁に金価格をチェックする必要がなくなったんです。年に1回程度のリバランスで十分です。
資産の10%は常にゴールドを保有しておきたいです。しかしロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの衝突…ゴールドと言わずコモディティ(商品)の時代はまだまだ続く予感です。もうちょっと多めに持とうかなぁ…欲がでますよ。
最後になりましたが、ゴールドに長期投資する場合は必ず「為替ヘッジなし」を選んでください。長期投資なら為替の変動は無視できます。「為替ヘッジあり」はヘッジコストを支払う必要があるので、長期投資には向きませんので。