昨日、矯正歯科に76万円を一括でくれてやりました。
歯の矯正をはじめます。
UnsplashのDiana Polekhinaが撮影した写真
矯正計画の説明を受ける
インビザラインというマウスピースを使った矯正を選択しました。目立たないからです。
前回は歯を撮影した。お口の中から外から1時間ぐらいかかった。
そのデータをもとにした矯正計画が完成した。今回はその計画の説明を受けに矯正歯科へ。
メガネの似合う若い女の先生が説明してくれた。
パソコンの画面で歯の3D画像をコマ送りで見る。現在の歯並びから徐々に歯が動いていくそして…「なんということでしょう」めちゃくちゃお奇麗になりました。
これだけリアルにシミュレーションできるとは。おそるべし人間の技術。
これを見せられたらワクワクして、もうやらないとは言えない。でも先生の説明を聞けば聞くほど、その道のりは険しく感じられた。
若い人みたいには動かないそうだ。だから歯を移動するのに2年かかる。岡山駅への路面電車乗り入れ工事が、2026年末までかかると聞いたとき「なんでそんなにかかるん?」と思った。そのときと同じぐらい「なんでそんなにかかるん?」と思ってしまった。
しかも移動させて終わりではない。歯は戻ろうとする。だから移動した時間と同じ時間、動かないようにマウスピースを装着し続ける必要がある。合計4年。4年?4年も?4年とは?次のオリンピックまで待つ感じ。でもオリンピックが待ち遠しいと思ったことはないので、よくはわからない。確実に言えることは、岡山駅の路面電車乗り入れ工事の完成までに間に合わないということだ。
他にも困難はある。歯は絶対に抜きたくない。しかしキレイに並べるためにはある程度スペースが必要になる。だから歯の側面を0.2mm程削る必要がある。一気に削るわけではなく、計画されたタイミングで削っていく。あとマウスピースがしっかり掛かるように歯に突起をつけたり、ゴムを掛けたりしなければならない。通院は月一回ぐらいになるという。
まだまだ困難はある。マウスピースは1日20時間は付けておく必要がある。取れるのは食事のときぐらいかと。そして基本水ぐらいしか飲めない。コーヒー、お茶などは着色してしまうからダメ。糖分の入った飲み物も歯が砂糖づけになるからダメ。想像するに、かなりメリハリのある食生活を送らなければならない。マウスピースを外したときに、お口に何かを入れたい欲求をすべて満たすしかない。「水は飲み放題」そう考えるようにする。たぶん慣れだと思うし、健康的でよろしいかと。
もし多量飲酒がはじまったら?
禁酒してそろそろ2ヵ月がくる。もし多量飲酒が再開されたら…歯の矯正など続けられそうにない。週末は昼から夜まで飲んでいるし…食べてもいる。
だらだら数時間も飲んでいられないのだ。泥酔して歯を磨いて寝たことなどないから、絶対にマウスピースなんかしない。
多量飲酒がはじまったら飲酒はコントロールできない、でも食べる方ならなんとか抑えられるかも。もう私に残された道はこれしかない。アルコール度数が高くて着色の心配が少ないお酒を、ストローを使ってダイレクトに食道へ流し込むのみ。アル中の私が悪あがきする。
でもこれはチャンスかもしれない。ピンチはチャンスだと誰かが言っていた。
私は生真面目です。せっかく計画を立ててくれた先生を裏切るわけにはいかない。もう自分だけの問題ではないのだからして。もし途中であきらめたりしたら、あの可愛い歯科衛生士を泣かせることなる。
もしお酒を飲んでしまったとしても、長時間ダラダラ多量飲酒するクセは治せるかもしれない。目指すべき目的地と協力してくれるメンバーがいるのだから。
私の意志は固まった。マウスピースを付けることにより、健康的な生活を継続しやすくし、多量飲酒から自分を解放する。これぞマウスピース禁酒法!!!
矯正?もうそんなものはどうでもいい!禁酒だ!だって禁酒ができなければ、矯正が成功する可能性などほどんどないのだから。
76万円で4年間も禁酒できるなら安いもんだ。おまけに歯並びが良くなるし。
冷静になって
歯石が気になる。磨き残しが気になる。気になって磨きすぎる。歯茎が下がる。だから矯正しようと思っています。歯並びはそんなに悪くない。でも歯に食べ物が挟まりやすい。
詰め物を白色に変えようと思っていたけど、矯正が終わってからの方が良いそうです。これ、忘れるパターン。
株式投資をはじめて、未来の自分がリアルに感じられるようになった。近い未来の自分、遠い未来の自分、両方をバランスよく心配できるようになった。
90歳まで生きるのなら今は折り返し地点。矯正するのも遅くないと思える。
総入れ歯になっていたら…笑ってくれ。