知恵の足りない人間って…哀れです。
JRの改札にて
混雑している改札のど真ん中で、還暦は超えているであろうオッサンが怒鳴っている。周りの迷惑もお構いなしに、大きな声で怒鳴っている。私は想像力を駆使してオッサンが怒っている理由を導き出した。「さては改札に親でも殺されたか…」それなら納得ができる。
JR職員の女性がそのオッサンをなだめている。オッサンは「説明不足だ!」的にことを言っている。説明不足なだけでそんなに怒る?私からすればスマホの取り扱い方法の方が、よっぽど説明不足だと思うが…。駄々をこねる大人にはなりたくないものだ。感情を抑える堤防がレゴでできているので、すぐに感情を抑えられなくなる。
○○電機にて
また怒鳴っている。今度は○○電機2Fのレジ横で、相撲取りぐらい太ったオッサンが怒鳴っている。周りの迷惑もお構いなしに、大きな声で怒鳴っている。私は想像力を駆使してオッサンが怒っている理由を導き出した。「さてはヒゲソリに指でももっていかれたか…」それなら納得ができる。
店員が説明を繰り返すが、2度手間がうんたらくんたら言っている。声が2F一帯に響き渡っている。10分ぐらいは怒鳴り声が聞こえていた。その後USBメモリーの支払いでレジにやってくると、そのオッサンはまだレジ横で怒鳴っていた。長時間怒鳴りすぎたせいで、声帯除去された犬のような声で怒鳴っていた。私は笑いをこらえた。
通勤途中にて
知恵のない人間は、車に乗ると自分が強くなったと錯覚する。そしてあおり運転をする。前の車が自分の親でも同じことをするでしょうか?この人たちは急いでいるのではなく、自分の思い通りにいかなくてイライラしている赤ちゃんなのです。
通勤途中にいつもあおってくるクソ野郎がいる。でも私は前世がジェントルマンなので相手しない。あおってきたら先に行かせる。ものすごいスピードで追い抜いていき、すぐに視界から消える。でも結局信号待ちで再開する。数秒のために大きなリスクをとっているバカなのだ。そのクソ野郎が途中のコンビニによっていたことがあった。車の中から出てきた人間を見て驚愕する。小さくてガリガリのオッサンだった…。弱そうな外見だけに、車に乗ったときの振れ幅が激しいのかもしれない。
メタ認知
メタ認知とは、自分が認知していることを客観的に把握し制御すること。
私のエピソードに登場するオッサンはメタ認知の低い人。
自分を客観的に理解したり、相手の立場で考えられない人。
自分勝手な人、空気を読めない人というのは性格の問題ではなく、認知能力の問題なんですね。