私は、ものごとを悪い方ばかりに考える習性があります。前向きに考え行動することができないと、心身ともに疲れてしまいます。そんなときに、気分を一新して前向きになれるように「雑巾がけ」をします。
「雑巾がけで気分なんて変わるの?」と思う方もいるかもしれません。そんな方は、だまされたと思って一度やってみて下さい。人間関係の悩み、仕事でのストレス、将来の不安、どんなことでもほんの少しだけ解消してくれます。単純な作業のくり返しが、心を癒すのかもしれません。
床を間近に感じながら、無心で雑巾がけをする。なぜこんなにも満ち足りた気持ちになるのでしょう。心が洗われるようです。そのうえ部屋はキレイになるし、運動にもなります。
雑巾がけを終えて、はだしで床を歩くのが大好きです。サラサラでとても気持ちがいいですよ。
雑巾がけ人口は、減少の一途をたどっています。たぶん。科学が進歩するにつれて、お掃除道具はどんどん進化しています。それで本当に便利になっているのか、私は疑問に思っています。
特に掃除機。そんなに吸引力が必要ですか?いくら軽くてもホウキよりは重いです。ロボット!?私の目には滑稽に映ります。家電で部屋をキレイにしても、雑巾がけで得られる満足感を感じることはできません。
自称ミニマリストの私には、以下の理由から掃除機は不要です。
- 電気代がかかる
- 場所をとる
- 値段が高い
- 見た目が嫌い
- 無くても掃除はできる
今はクイックルワイパーとはたき、雑巾で掃除をしています。これだけで十分です。クイックルワイパーは、使い捨てシートが必要です。使い捨ては嫌いです。ホウキが欲しいのですが、気に入ったホウキが見つかりません。こだわり過ぎでしょうか?
ガラスが割れた時はどうするか、聞かれたことがあります。そんな時は、大きな破片を取り除いて、後はひたすらテープでペタペタします。必要最小限のモノと知恵があれば、大体のことには対処できます。
掃除機を捨てる必要はありませんが、雑巾がけにぜひ挑戦してみてください。自らの手で、いつもお世話になっている床をキレイにする。そこから得られる満足感は、モノを大切にする人へのご褒美なのかもしれません。