愛情/love

【禁酒3週目】慢性的な怒りが姿をひそめる

禁酒は3週間目に入った。

久しぶりに「減酒日記」をごらんあれ。

興味のある方はインストールして使ってみてね。

 

禁酒すると、心身ともに変化を感じることは多々ある。

今、強く感じていることがある。それは心の平穏。

特になにもないけれど、心が穏やかなだけで日常がワントーン明るくなる。

仕事のときには多大なる恩恵がある。

私は出荷担当。お客様の納期を守るためになんやかんやしている。

生産の進捗や在庫数はパソコンをたたけばわかる。データになりにくい情報が実は重要だったりする。

業務をすすめる上で重要なのは、現場で起こってることをどれだけ把握できるか。

「手直しが大量で大変なんよぉ…」ささいな会話も貴重な情報源。

工場内の生産活動に目を光らせ、必要そうな人には声掛けする。

禁酒していると多くの情報がスムーズに入ってきて、頭の中でキッチリ整理でき、必要な行動なり指示なりができる。

だから業務は順調で平穏はたもたれる。

 

二日酔いだどそうはいかない。

頭の中はぼんやりしているし、視界もぼんやりしている。

人の話も聞こうとはするが…違うことを考えてたりして上の空のときも。

面倒なことを言ってくる人にはイライラしている。

それは貴重な情報だというのに…非効率的

毎日飲酒している私は「怒りと共にある」と言っていいぐらいイライラしている。

それを表に出さない、出せないので相対的に内心は大荒れになる。

仕事が手につかなくなるぐらいイライラしている。

「なんなんアイツ、偉そうなこといいやがって」

「なんもできんくせに」

「チンパンジーに給料なんか払わんでええやろぉ」

「はようクビにせぇ」

「まじ日本の雇用制度くさっとるわ」

もう頭の中でいろいろ妄想して制裁して懲らしめて…

ダメダメと思い深呼吸するけど断ち切れない。

ノンストップユーロビートは曲と曲の間に空白がなく上手に間をつなげてくる。私のイライラも空白がなくずっとつながっている。74分聞き終えるまで。

怒りの源は恐怖。そう、私は常に何かに怯えながら生活している。

飲んだくれの私は、いったいなにに怯えているんでしょう?

 

私の心の中は別人と言っていいほど違うのに、傍から見れば同じに見えているようだ。

不思議。

 

これだけ恩恵があるのになぜ禁酒が続かないのでしょうか?教えてください。

依存って怖いね。