健康/health

【珈琲は薬物】脱カフェインのすすめ

 こんにちは。幸福の天鼠(てんそ)ブログの著者、天鼠です。

 今回は「カフェイン」をやんわり否定してみますね。

カフェイン含有物

 珈琲、紅茶、緑茶、コーラ、栄養ドリンク、チョコレートなど。

スース―する「ブラックな奴」には必ず入っていると思いきや、この中でカフェインが入っているのは「ミンティア」と「クロレッツ」のみ。

珈琲と煙草

 大学生の頃から、珈琲と煙草は最強のコンビでした。カフェインとニコチンは、なぜこんなに相性が合うんでしょうね。缶コーヒーとマイルドセブンは青春の脇役で、常に身近に存在していました。

 昔はいつも一緒に居たのに、現在では私の避けるべき対象に認定されています。特にタバコは、やめるやめないで散々戦いを繰り広げた宿敵です。その戦いを通して、依存について多くを学びました。ニコチン依存については、また別の機会に投稿しますね。

カフェインを断ってみる

 最初にカフェインを断ったのは、3年程前の事です。当時は「毎日の習慣を断ってみる」のが私の中で流行っていました。コンビニへ行かない、パソコンの電源を入れない、テレビを見ない、お菓子を食べないなどのチャレンジの中に「珈琲を飲まない」がありました。

 習慣を断つ時に、それを妨げようとするのが「身体的依存」「精神的依存」「習慣」です。

コスパが最高!

 身体的依存とは、依存物質が体内から抜ける時に、離脱症状として体に現れます。人によってかなり個人差がある様です。

 精神的依存とは、依存物資を求めて止まない「渇望」失う事で感じる「惨めさ」です。「珈琲を飲まないと集中できないっす」とか「珈琲なしではくつろげないわよ」といった不安が、依存を断つ意志を揺さぶってきます。一番厄介です。

 習慣とは毎日同じ動作を繰り返す事で、それが恒例の儀式になる事です。珈琲を毎日決まった時間に決まった場所で飲むのが習慣になると、自然と体がその行動を繰り返そうとしますよね。いつも通りその儀式が執り行われないと、落ち着かず不快な気持ちになります。

 カフェインの場合は、これら全てを相手にする事となります。

 毎日の習慣には、誰しも少なからず依存しています。それを意識的に断ち心に葛藤を起こす事で、自分の内面に新たな気付きが生まれ、貴重な経験を積む機会になります。皆さんも何でも良いので、是非チャレンジしてみて下さいね。

離脱症状は軽い

 長年付き合ったカフェインを断つと、最初の1週間は明らな離脱症状を発症しました。頭痛、眠気、倦怠感、集中困難が主な症状でした。アルコールやニコチンの離脱症状と比べると、違和感程度の症状でした。最初の3日間ぐらいをピークにすぐに治まりました。

 また依存に付き物である不安感(精神的依存)もありました。これもアルコール、ニコチンと比べると微々たるものでした。

◆離脱症状の過酷度ランキング 単位:★=1脳みそバーン

  1. アルコール★★★★★★★(7)
  2. ニコチン★★★★
  3. 向精神薬★★
  4. カフェイン★

「マリファナ」って何脳みそバーンなんだろう?

脱カフェインの効果

睡眠の質が改善する

 うつ病などの精神疾患を抱えていた過去があるので「眠れない」は十八番です。寝付きの悪い性質なのだと半ば諦めていました。それがカフェインを断つだけで「のび太並みの寝付きの良さ」を獲得しました。

 寝付きが悪い、眠りが浅いなどの悩みを抱えている方は、一度カフェインをやめて見る事をお勧めします。

 寝付きが良くなると「寝るのが勿体ない精神」が影をひそめました。今までは「どうせ布団に入っても寝れないのだから…」と、深夜までゴソゴソしていました。寝る事に対する苦手意識が無くなり、躊躇なく睡眠体勢に入れる様になりました。

10時には寝ちゃう。

 眠れない事で悩んで居る方にアドバイスを。「眠れなくて死んだ人はいません」ですが「眠れない事を苦に死んだ人は大勢います」

 私が眠れない時に唱えていた言葉が「布団に入ったら睡眠時間」です。この条件が適用されると、布団に入った時点から睡眠時間としてカウントされるので、しっかり睡眠時間を確保する事ができます。眠れない時の気の焦りを緩和してくれます。

本来のパフォーマンスを発揮できる

 日中は自分本来のパフォーマンスを知る事になりました。「えっ!こんなに違うのっ?」ってぐらい変わりました。

 頭はスッキリ、クッキリ、クリアーになり、能率的且つ創造性が豊かになります。仕事を通して、その効果をハッキリ実感する事ができました。

 毎日の業務が1時間ぐらい短縮できました。その時間で改善活動に取り組み、更に能率的な環境を創出しました。何事にも前向きに取り組め、メキメキ向上する自分を感じられます。向上するのが嬉しくなり、自己啓発にも積極的に取り組むようになりました。

働くのが楽しい

心の安寧を取り戻せる

 上記の睡眠の改善、パフォーマンスの発揮を根底から支えてくれるのが、精神状態の安定です。カフェインを断って初めて気付く、カフェインの心身への影響が以下です。

イライラ

 イライラして、気に入らない相手に攻撃的になっていました。心穏やかになり、相手を思いやる余裕ができました。

焦り

 慢性的に焦りを感じていました。物事を冷静に見極め判断する余裕が生まれました。

私の定番

満たされない気持ち

 浪費、過食、無謀な行動などの自傷行為につながります。個人的には、カフェインはカフェインを含む物質以外にも、多くの消費を生み出している様に感じます。根拠は無いですが、結果的にカフェインはお金の消費を促す効果があると感じています。

慢性的な疲労感

 病気で無くても体調が思わしくないと、浮かない気分になります。頭痛や目の疲れ、肩こり、腰痛があり、いつも疲労を感じていました。
 これらが改善され、ルンルン気分でスキップしたくなるぐらい体が軽くなり、3分の1の確率でかめはめ波が打てる様になりました。※個人の感想です。

500mlという暴挙

手汗足汗

 手のひらや足の裏から変な汗をかかなくなり、ベタベタな不快感とはさようならです。本当にサラッサラになりました。

感情の波が激しくなる

 青色は薬物に依存しない人。オレンジ色は、カフェインに限らず薬物に依存した人です。感情の波と表現していますが、ストレスレベルとも言い換えられます。オレンジ色が「1」に戻る部分が薬物(カフェイン)を摂取した時です。

 薬物に依存する人は、それを摂取して初めて通常のストレスレベルに戻ります。「ホッとする」とか「くつろげる」などと言う感覚は幻想です。

 ムチで打たれる苦痛を感じ続け、それをやめて貰えた時の感覚を「ほっとする」と楽しんでいる変態ですね。ムチで叩かれる行為自体を楽しむ変態の方が、健康的にさえ思われます。

カフェインの逆襲

 実は現在、カフェインを過剰に摂取しています。11月に断酒をして、深夜までブログを書く様になりました。日中の眠気から、コーヒーを飲む儀式が繰り返される様になり2か月、今ではガムや清涼菓子からもカフェインを摂っています。

 それがキッカケでこの記事を書いています。現在ではイライラ、肩凝り、腰痛、感情の波、怠さ、集中力低下、浪費、過食を身を持って感じています。

 薬物に身体的に依存しやすいのかもしれません。影響されやすいという事です。もぐら叩きの様に、アルコールをハンマーで叩けば、違う穴からカフェイン顔を出します。

スタバには10年以上入っていない。なぜなら商品名が難解で何を注文したら良いか分からんし、システムもよく分からんから怖い。

カフェインは薬物です

 「子供、妊婦には害があるのに、その他の人の体に良い訳ないだろっ!」と声を大にして叫びたいです。世界のどこかに「珈琲文化の黒幕」が居て「カフェイン」についてきっと何かを隠蔽している。そして多くの人を「カフェイン中毒」にしようとしている。

 私の妄想だと良いですね(笑)

 明日から「脱カフェイン」するぞぉ!

 最後まで読んでくれて、ありがとう。