こんにちは。幸福の天鼠(てんそ)ブログの著者、天鼠です。
躁状態に傾いています
6月に入って、ほんの少し「躁状態」に傾いている自分を感じとりました。活動的になって、少々消費が増えています。夜眠るのがもったいないと感じはじめました。
少しの変化にも気付けるようになったのは、過去に躁状態になり、双極性障害と診断された経験があるからです。
双極性障害とは
私は過去に、「双極性障害」と診断されたことがあります。双極性障害とは、ハイテンションで活動的な「躁状態」と、憂うつで無気力な「うつ状態」を交互に繰り返す病気です。
激しい躁状態とうつ状態のある双極Ⅰ型と、軽い躁的な状態(軽躁状態)とうつ状態のある双極Ⅱ型があります。私は双極Ⅱ型です。うつ状態の合間に、2か月程ハイテンションな時期があらわれていました。
躁状態になったとき私は
次から次へとアイデアがひらめいて、居ても立っても居られない状態になります。落ち着きが無くなり、ちょっとしたことで苛立ちます。0~3時間の睡眠で生活し、深夜でもお構いなしに活動します。当時は、夜な夜な愛車ジムニーを改造しては、深夜のドライブに出かけていました。
躁状態は自覚しにくい
躁状態は、うつ状態とくらべて自覚しにくい症状です。うつ状態になると「GO TO 精神科」といった分かりやすい状態になります。しかし躁状態は、エネルギーが満ちあふれている状態なので、病と結びつけることが難しい状態なのです。
浪費の多さで躁に気が付く
過去に、1か月で100万円以上浪費したことがあります。ジムニーのパーツやら、少女時代のDVDやら、KARAのDVDやら…なんやかんやポチる日々。
銀行口座がマイナスになり、クレジットカードのキャッシング枠を、すべて使いきりました。そしてやっと気が付きました。「なんかおかしいぞ」と…
家計簿は躁のバロメーター!?
気分の変化は、目には映りにくいものです。しかし、躁状態を自覚するツールがあるのです。それは家計簿なんです。
家計簿は、家計を管理するためのツールです。しかしそのデータから、自分の行動の変化に気付くことができます。行動の変化は、気分の変化です。
結果的に、普段の生活の消費回数と金額が、躁のバロメーターになりました。普段から家計簿を付けている人は、躁に限らず変化があれば気付くかもしれませんね。
自覚できれば躁を抑えられる
自分の行動を客観的にみてみましょう。躁状態の改善方法は、自分の行動を自覚することです。ひとつの無意識を意識できるようになれば、それは大収穫です。躁状態は抑えられ、同時に人として成長するチャンスです。
気分の浮き沈みは、誰にでもあること。少し離れたところから、広い視野で自分をみられると、生きるのが少し楽になります。