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所得が倍僧したら銀行の預金が半分に
ポンコツぶりを発揮している岸田首相。政策の中に「所得倍増計画」があります。
所得が倍増すれば、相対的にモノやサービスの値段も倍になります。インフレです。そうなると銀行の円預金は、価値が半分になってしまうのです…。嬉しいですか?
少し大げさですが、要はそういうことです。
ずっと給与水準はあがっていない
海外では給与水準が着実に上がっているようです。しかし日本人の給与はあがっていません。経済が停滞しているので当たり前です。
一方で日本はデフレが続いてきました。海外に比べて物価はあがっていないんです。給与の金額だけで比較するのは良くないと思います。
インフレ率2%の目標
日本はインフレ率年2%を目標として、日銀の黒田ちゃんが頑張ってきました。しかしインフレはまったく進みませんでした。
長期にわたる適度なインフレは、経済の好循環につながります。
毎年2%だと、10年でインフレ率が20%になります。100万円で買えたモノが、10年後には120万円になります。銀行預金の金額は変わりませんが、価値は20%削られます。
株や不動産に投資するか、あるいは消費して価値を享受するのが得策です。要は消費が増えて経済が回りやすいのです。
日本人が未だに投資をはじめないのは、デフレの影響もあるでしょう。ほとんどの日本人は、日本円の価値が変わるという概念すら持ち合わせていません。
中間層、低所得者層に配分!?
岸田政権の政策にこんなフレーズもあります。格差を無くして平等にする社会主義的考えのことを、新しい資本主義と言うみたいです。
資本主義には競争がつきものです。競争なので勝ち負けがありますが、競争があるから成長があるんです。みんなが平等なら活気は無くなり、経済はさらに低迷するでしょう。
国民は所得の倍増を望んでいるのか?
もちろん給与が多い方がうれしいです。でも食べ物を大量に廃棄するこの裕福な日本で、これ以上金銭的に恵まれても幸福など訪れません。金銭欲は底なし沼です。いくら増えても「もっとくれ!もっとくれ!」となり、いつまでたっても満たされることはありません。逆に幸福は遠のくでしょう。
所得倍増の先に幸せは見えません。
幸福度倍僧計画をはじめよう
国民は幸せを望んでいます。政府の政策がどうであれ、個人レベルで幸福度を倍増させることはできるはずです。政府になど任せてはいられません。政策になど影響されない生き方を、自分の責任で実現しましょう。
それぞれの価値観で「幸福度倍僧計画」をはじめるときです。
幸せはオミクロン株よりも感染力が強い
幸せは伝染します。自分が笑顔でいられるなら、周りの人も自然と笑顔になれるはずです。幸せはオミクロン株よりも、100倍感染力が強いと信じています。