こんにちは。幸福の天鼠(てんそ)ブログの著者、天鼠です。
現在私は「けむり」を吸ったり吐いたりはしていません。昔はニコチンの鎖につながれた、奴隷生活を送っていました。どうやってニコチンの鎖から解放されたのか、心構えを中心にかいつまんで紹介していきますね。
Contents
「依存」を認知する
自分がニコチンに依存している事。自分の意志だけでは止められない事。この2点を素直に認めるのが先決です。これが理解できていない人は、自分の意志でタバコを吸っていると思い込んでいます。
そんな喫煙者に「タバコやめたら」と言うと、こんなセリフを繰り出します。
- 「好きで吸っているのです…ふんっ」
- 「やめようと思えば、いつでもやめられます…ふんっ」
- 「国のために税金を払っているのです…ふんっ」
喫煙にメリットなどありません。その事実を突き付けられるのを無意識に恐れています。間違った行為をやめられない事を認めると、さぞ惨めな気持ちになるのでしょう。だから必死に喫煙という行為を肯定するのです。
この様な喫煙者は、ニコチンに支配され奴隷になった可哀想な人達です。賢明な人間の人格さえ曲げてしまうのが、ニコチンの恐ろしい所です。
「依存」について知る
ニコチン依存は以下の3つからなっています。
- 身体的依存(ニコチンを断つと現れる離脱症状の事です)
- 精神的依存(禁煙しようとすると不安を煽ってきます)
- 習慣(毎日の恒例行事は体に染み付いて取れません)
木を見て森を見ず
ニコチンは私たちの健全な心身を奪い、人生を台無しにします。「○○さんはタバコを吸っていたけど、90歳まで元気だったよ」というたぐいの情報は、多くの人が道半ばで命を絶たれた事を無視しています。
元気な人は日常で見かける機会があります。しかし病院のベッドに寝たきりの人や、亡くなった人は日常で見かける事は無いでしょう。だから一部の元気な人だけが焦点にあたりやすいのです。
禁煙から得られる恩恵
- 心身共に健康になる
- お金が貯まる
- タバコを吸う時間がいらない
- 咳き込まない
- 部屋が汚れない
- 車内が汚れない
- 服が汚れない
- 喫煙所を探さなくていい
- 自分に自信が持てる
- なんでも心から楽しめる
などなど挙げるとキリがありません。
おすすめの禁煙アイテム
種々の禁煙グッズには賛否両論あると思いますが、あくまで補助的な役割で試す価値はあります。試した事が無いのなら、あれこれ考える前に行動しましょう。でも悪い商法には気を付けましょうね。
禁煙セラピー(本)
騙されたと思って読んでみて下さい。
離煙パイプ
少しずつニコチンの依存から解放してくれます。「こんな汚い物質を吸い込んでいるのかっ」という気持ちになります。
ニコレット(クールミント)
ドラッグストアなどで気軽に購入できます。
何度失敗しても死なない
禁煙に失敗して死んだ人を私は知りません。怖がらずに何度でも禁煙しましょう。挫折しても失敗から学びましょう。
禁煙は無料でできます。お金は一切かかりません。逆にタバコを吸い続けると、諭吉が財布から抜け出します。
先の予定をタバコなしでこなせるか?不安を感じて、なかなか一歩を踏み出せない方もいるかもしれません。会社の飲み会があるとか…コロナ禍だから逆に禁煙チャンスですねっ!
自分の為に禁煙しよう
自分の為に禁煙しないと意味がありません。「嫁に懇願されたから」などと人のせいにして禁煙を始めると地獄行きです。
必ずイライラして嫁に八つ当たりします。なぜなら「そんなにイライラするなら禁煙なんてやめろっ!このクソ亭主がっ!」を引き出したいからです。
これを嫁に言わせれば、タバコを吸う大義名分ができるわけです。でも、こんな事をしても何の解決にもなりませんよね。
「依存」とは忌まわしいモノ
自尊心を奪い、人格を破壊し、正しい思考を取り上げ、自分や大切な人の命を脅かします。こんなに害のある物質が、野放しにされている事に疑問を感じています。
しかしその罠に気付き、葛藤しながらも依存と向き合う事ができます。その経験は、今後の人生において大きな財産となります。依存を知る事は「己を知る事」です。
合法薬物は身近にあるだけに要注意です。
- アルコール
- ニコチン
- カフェイン
- 砂糖
ニコチン(タバコ)については、まだまだ伝えたい事が沢山あります。また別の機会に紹介しますね。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。