愛情/love

【父とスバルへ】親との関係を投影する人間関係

親との関係が人間関係の礎(いしずえ)

生まれてはじめに出会うのが親です。親との関係性は、その後の人間関係を築く礎になります。年齢を重ねてからそれに抗っても、徒労におわります。

人間関係の悩みは、誰にでもあることです。しかしそこにエネルギーを使いすぎると、ひどく疲れてしまいます。願わくば柳のごとく、巧みにやり過ごしたいものです。

もしひどく人間関係で悩んでいるのなら、まずは親との関係を見つめ直して、親との関係を進展させることです。人間関係の悩みの根源は、親との関係性にあるからです。何歳からでも遅くはありません。親はいくつになっても親で、子供はいくつになっても子供です。親との関係に進展があれば、自然と人間関係での悩みも減るでしょう。

天鼠
天鼠
言うは易しじゃ

親との関係改善は自分との戦い

私の父は

傲慢で人の気持ちを理解せず、人に厳しく自分に甘い、呆れるほどの金の亡者で、甘ったれたお坊ちゃん。それが私から見た父の印象です。この世の中で一番嫌いです。

ぶっ〇〇してやろうと思ったときを、ランキングにしてみました。

  1. 大黒摩季の名曲「ららら」の弾き語りがうるさいとき
  2. 糖尿病で入院したときのお見舞が「5千円」だったとき
  3. 私の箸で夕飯を完食したとき
  4. 着信があり部屋を出るも、声が大きくて全部筒抜けのとき
  5. うつ病で苦しむ私を家から追い出したとき
天鼠
天鼠
嫌いなヤツは何しても腹が立つ

父を憎む感情に抗ってみる

一緒に住んでいるのなら、一度距離を置くのが一番かもしれません。それでどうにかなるわけではありませんが、いったん退避してもう一度向き合える機会を待つんです。

できるだけ自分の感情を否定しないことです。憎いものは憎いと感じるのが普通です。なぜ自分は親を憎むのか、理論的に分析してみましょう。私は分析から「私と父はとても似ている」ことに気が付きました。ですがそれを認めるには、さらに長い時間が必要でした。

似すぎると付き合いづらいものです。相手から自分の嫌いな部分を見せられて、一緒にいても不愉快なんです。それがわかったところで対処方法などありません。しかし分かっているのといないのとでは雲泥の差です。

父を許せないと私は一生人間関係で苦しむ

実家に帰ってからそう思うようになりました。おそらく仲良くはなれませんが、父と私なりの付き合い方があるはずです。

以前は父を憎む自分と、父を許そうとする自分が私の中で戦っていました。今はその両極端な二人が中間点でうまく統合された感覚です。

天鼠
天鼠
長くなるのでこの辺でやめとく

父はスバルに行くときに私を誘う

なぜ誘ってくるのか分かりませんが、お互い車好きです。私が車を見るのが好きなので、誘ってくれるのかもしれません。もしくは営業マンと手を組んで、私にスバル車を買わせようとしているのかも。車を買うからいくらか出せと暗に訴えているのかも。

父はスバリストです。いい年してレガシーRSやインプレッサWRX、BRZに乗っていました。今回はWRX S4を購入しました。私もスバル車は好きですが、購入したことはありません。高額だし燃費も悪いし父と被るし…手がでません。10万キロ過ぎた5速マニュアルのジムニーが身の丈にあっています。

なんやかんやで父も私も、気が合わないなりの付き合い方を習得しつつあるようです。