健康/health

だまれ!シンディー・ローパーと自己憐憫

生まれ変わったら栓抜きになりたい

酒に酔い、数えきれないほど過ちをおかしてきた。
それでも、私に好意を持ってくれた人もいた。
周りに誰もいなくなっても、1人で酒に酔っている。
酒に酔っても、結局いいことなどなかったのに。私は酔い続ける。
栓抜きが、栓を抜くがごとく。
それが、自分の存在するすべてであるかのように。
栓抜きは今日も栓を抜く、ただそれだけのために存在している。
本当に栓抜きだったら、こんなに苦しむこともなかった。
生まれ変わったら、栓抜きになりたい。

2021年、栓抜きは黄色の新幹線並みのレアもの
老舗旅館の女将は持ってたもん
おまえだれ!?
ホイットニー・ヒューストンですが

死ぬときゃみんな大罪人

飲んでも楽しくない。
飲んでも飲んでも楽しくない。
ただ、ただダルいだけ。
なのに、なぜ飲み続けるのか。
あの頃の、突き抜ける高揚感を忘れられない。
今死ねば、まだまともな人間として終われる。
生きれば生きるだけ、人でなしの怪物になっていく。
なるべくキレイなまま、人生を終えようとする私がいる。
私は、それを許すことはできない。
みんな、生まれた時が一番キレイ。
みんな、死ぬときゃ大罪人。

飲み過ぎると自己憐憫がとまらない
そんな人間だれも相手にしない
だまれ!シンディー・ローパー!
うるさい!このスキャットマン・ジョンが!

 飲み過ぎですもうやめて(終)