幼少期から、連続性のない霊体験は経験していました。小学校3年からは、同じものが毎日私を恐怖させました。
小学校3年からはじまった霊体験
毎日、夜が来るのが怖くてたまりませんでした。なぜ私だけがこんなめに会うのか、理解できないことで、恐怖は増幅されました。
布団から足が出せないのです。なぜなら、何者かに捕まれるからです。電気を消せないのです。なぜなら、この世のモノではない何かが、現れるかもしれないからです。
眠りに落ちてすぐ、何者かに引っ張られるような感覚で目が覚めます。枕元には白い人影が…間もなく白い影は消えていきます。まるで、今まで何も居なかったかのように、自然に。怖すぎです。
眠りに落ちてすぐ、何かが自分の上にのって苦しく、身動きがとれない状態で目が覚めます。黒い人影が、私のとなりに横たわっています…その黒い影からのびた腕が、私の上にのっていました…発狂しそうになりました。
その他にも、モノが急に動いたり、ひとつしか無いモノが増えたりと、不思議なことがありました。
ラップ音は日常茶飯事すぎて、霊現象だとは思っていませんでした。小さい頃から、家が軋んでいるのだと…思っていました。
このような霊体験が、私の性格を歪めていきました。私の中から、明るく無邪気な要素は無くなっていきました。
霊が現れるのは私が悪いから
あまりの恐怖から「霊が現れるのは、私が悪いから」と自分を責めるようになりました。自分が悪いのだからと、恐怖から逃れることを、あきらめることができました。
得体の知れない恐怖から、逃れようとして逃れられない恐怖を、皆さんは体験したことがありますか?幼い私は、罪深い自分への罰だと思うことで、霊体験をなんとか受け入れようとしていました。
何でもいいから理由をつけることで、恐怖をやわらげようとしていました。
だから自虐的な私が存在します
自虐的な考え方は、今の私にしっかり引き継がれています。霊体験の後遺症です。なんでも自分のせいにして自己完結するのは、とても楽です。しかし、そんなことでは心の平安は訪れません。自己完結は一種の逃げです。
実は、今でも外泊できないくらい怖がりです。ホテルなどのいろんな人が利用する場所は、いろんな人の念が滞留して、安心して眠ることができません。生きている人間の方が怖いこともあります。
霊体験はご先祖様の悲しみ
母方のご先祖様でした。実際に私は、ご先祖様に悪い行いをしていました。誰に教えてもらったわけでもありません。私が霊体験を受け入れようとする中で感じた、ただの感覚にすぎません。
もしかしたら、いまだに恐怖から逃れるために、妄想をしているのかもしれませんが…
無信教でもご先祖様は大切に
ご先祖の皆々様方、生かして頂いて有難うございます。